TS

普通の商売は仕入れ値、販売価格は概ね一定である為、売上、利益の比率も一定となります。

ということは売上、利益の増減は販売数の増減に比例致します。


これがパチンコ店だとイコールにならないんですよね。

パチンコの場合は、台が甘く推移してしまえば、どんなに売上があがっていても利益はそれ程上がりません。

逆に辛く推移していれば、利益が増えます。

この「甘い」「辛い」の要因が「TS」です。


◆TS
特賞間スタートのこと。
特賞までに必要なスタート回数の平均。

TS=累計スタート÷特賞回数


累計スタート400回、特賞4回であればTSは100となります。
つまり1/100で初当たりを引いているよ、ということです。


確変、時短中の特賞確率は「TSA」と言います。

TSAは分母が小さい分、TSに比べて確率は収束し易いですが、稼働の低い店だと試行回数が少なく、落ち着かないケースもあります。


1日の予定利益をショートする要因の殆どがTS、TSAが甘く推移したことによるものです。




TSに関しては店舗側は一切関与出来ないので、客の引き次第で変動してしまいます。

長期スパンではメーカー値の近似値に落ち着くことが多いですが、数カ月程度では上振れ、下振れは当たり前です。


「確率上、こんなハマリはあり得ない」

みたいなコメントをネット上でよく見かけますが、実際にホールコンでデータを見ていると一日単位ではその程度のハマりは普通にあります。

逆にマックスタイプなのにデジハネみたいなTSの台もよく見かけます。

それらを長期間で平均すると近似値に落ち着くよ、というお話です。


これらは簡単な確率の話なのですが、確率に暗い人が一時的な偏りを「遠隔だ!」「不正だ!」と言っているんです。

パチンコ、スロットは全て確率論で成り立っておりますので、数学に強い方であれば勝つことはそれ程難しくありません。

今はネット上に必要な情報の殆どが載っておりますので、期待値上100%を下回らなければ、理論上負けることはありません(あくまでトータルという話です)。


わざわざ分岐スタートを計算しなくてもボーダーを教えてくれるサイトは沢山ありますからね。

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