1000円スタート
◆スタートの考え方の違い
パチンコが好きで業界に入社した後、ギャップを感じるのが「スタート」ではないでしょうか?
計数においてスタートは100玉単位で表します。
パチンコ情報誌、攻略サイトを始め、回転数(スタート)と言えば1,000円当たりの回転数を表します。
その影響でパチンコを打つ際「1,000円スタートでは何回回るのか」を気にする人は多いと思います。
しかし実際にホールで働いてみると「今日の予定スタートは5.5回だよ」みたいな会話が殆どです。
5.5回ってどうなの?
1,000円スタートだと何回なの?
でもこんな疑問を誰にも聞けない。
聞いたら馬鹿にされそう。
そんな方は今日、ココで勉強してしまいましょう!
◆1,000円スタート
S1 5.5回
S2 5.7回
スタート賞球3玉
この台の1,000円スタートを求めてみましょう。
5.7×3=B 17.1
17.1-100= B% 82.9
250÷0.829=302玉(四捨五入)
この302玉とは1,000円分の玉を打ち込んだ時のアウトです。
ここで気を付けないといけないのが、S2を使うということです。
S1を使ってしまうとBが変わってしまいます。
5.5回÷100玉=0.055
1玉当たりのスタートが0.055回となります。
これに先ほど算出した1,000円アウトを掛けます。
302玉×0.055回=16.6回
1,000円スタートは16.6回となります。
ここで注意しなければいけないのがS1を使うということです。
これを応用すると、パチンコ情報誌の記事からその機種の分岐スタートなんかを算出したり出来ます。
興味がある方は勉強がてら計算してみては如何でしょうか。
情報誌に記載されているスタートがどれくらい現実と乖離しているかが分かると思います笑