割数
◆割数とは?
ホール勤務をしている方なら役職者の
「今日は割が高いなあ」
なんて言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
何となく言葉のニュアンスから「高いと玉が出ているのかなあ」くらいは分かっているかもしれませんが
そもそもどういう意味なのでしょうか?
先ず損益分岐割数という言葉があります。
その言葉の通り赤字と黒字のボーダーのことを指します。
求め方は
貸し玉料金÷交換率
となります。
貸し玉が4円で3.5円交換であれば11.4割が損益分岐割数となります。
全体の出率が114%を超えなければ、取り敢えず黒字、ということです。
◆景品割数と機械割数
通常の営業で使用する割数には2つあり、それが景品割数と機械割数です。
景品割数とは売上金額と景品金額の比率のことです。
景品金額÷売上金額
で求めることが出来ます。
指標としてはこちらの割数を利用することが多く、営業終了後の確定数値として報告する際に利用します。
機械割数は差玉から求める割数のことです。
営業中はまだ計数機に流していない玉やメダルが沢山ありますよね?
つまり正確な景品玉、景品金額が算出出来ない訳です。
ということで差玉から凡その割数を算出するのが機械割数となります。
(売上玉ー差玉)÷売上玉
で求めることが出来ます。
営業中に見るのは機械割数が殆どだと思います。
ちなみに営業終了後の割数を比べると景品割数の方が機械割数より小さい数値であることが多いはずです。
何故なら機械割数には落ち玉や忘れ物の玉なども差玉に含まれてしまうからです。
もしも景品割数の方が多い場合は、持ち込み等の不正の可能性がありますのでご注意下さい。