スタート、入賞

スタート(S1)とは玉が電チューに入ることで図柄変動した回数のことを指します。

電チューに入った回数ではないので、間違えない様にしましょう。
電チューに入った回数を入賞(S2)と言います。


つまり保留が満タンになり、それ以上電チューに入ってもスタートはあがらない、ということです。

必然的にスタートより入賞値の方が高くなり、上手い人程スタートと入賞の差異が少なくなります。

ホールによって止め打ちを禁止する理由がコレに当たります。


それではホールコン上ではどの様に表記されるのでしょうか?

スタートは100玉当たり、何回図柄が変動したか。
入賞は100玉当たり、何回電チューに玉が入ったか。


100玉打ち込んで6回図柄が変動すれば、スタートは6.0回となります。
入賞も同様です。


パチンコの釘調整をする際、スタートを指標とする法人と、入賞を指標とする法人がある様です。

スタート派の言い分としては
「スタートは実際に顧客が体感しているものだから、スタートを基準に調整を決める」

入賞派の言い分は
「スタートは打ち手のレベルによって変動する。
しかし入賞は変わらない。
誰が打つか分からない以上、入賞をベースにして調整を決めるべきだ」


どちらの言い分も理解出来ますが、調整を決める側としては入賞を指標にしてくれた方が迷わないと思います。



ちなみに現在、パチンコ店では「釘を打つ」「調整する」といった表現はNGとなっている様です。

そもそも風営法で「釘調整は駄目」とされております。

しかしメーカーから納品された台は、工場でバスンバスン、と釘を打っだけの状態の為、とてもそのまま使える状態ではないのです。

もしそのまま設置してしまうと、基本的には全く回らない状態になってしまうとのことです。

またスロットと違い設定が無いので、予定の利益を確保出来ない、ということも大きな理由です。

警察も勿論、そういった事情を知っていたので黙認されていたんですね。

しかし最近になって「あくまで警察は知らない」というスタンスをより強調する様になりました。

某ホールでは従業員が「調整」という言葉を使ってしまったが為に営業停止処分となったとか・・・

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